トラックは3ヶ月毎に点検することが義務付けられています。
点検を怠ると事故・不具合の原因になるので要注意です。
そこで今回はトラックの3ヶ月点検に内容について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
▼3ヶ月点検が必要な理由
トラックは3ヶ月ごとに点検を行わなければなりません。
一般的な乗用車よりも大きく重量もあるため、万が一事故を起こしてしまうと危険です。
また3ヶ月点検を行わないと行政の処分の対象となります。
ちなみに3ヶ月点検以外に6ヶ月点検・9ヶ月点検なども行う必要があります。
▼3ヶ月点検の内容
3ヶ月点検では、以下の箇所をチェックします。
しっかりと点検することによりトラックの寿命も長くなるでしょう。
■かじ取り装置
ロッドおよびアーム類・パワーステアリング装置などを点検します。
ナックル連結部にガタがないか、といったことも確認しましょう。
■制動装置
ブレーキ関連の装置を中心にチェックします。
遊びの量などもしっかりと点検します。
■走行装置
ホイール・タイヤの状態を確認します。
ボルトの緩みなどを解消する必要があります。
■緩衝装置
リーフサスペンションに損傷がないか・エアサスペンションにエア漏れがないか、といったことをチェックします。
■動力伝達装置
クラッチ・トランスミッションなどを点検します。
プロペラシャフト連結部の緩みなどもチェックしましょう。
■電機装置
点火プラグの状態・バッテリーの接続状態・電気配線の損傷などがないか確認します。
■原動機
燃料装置・冷却装置などをチェックします。
潤滑装置の油漏れなども確認が必要です。
■その他
車体・マフラーなど、上記以外の箇所に不具合がないかを確認します。
エアコンプレッサに水が溜まっていないか、といったことも丁寧にチェックします。
▼まとめ
今回ご紹介したように、トラックの3ヶ月点検で幅広い箇所をチェックすることが必要です。
日常的な点検をしっかり行うことにより、安全な運送・配送が可能となります。
当社でもこれらの点検作業を確実に行い、安全かつ安心な配送を提供しております。